
3月決算もだいぶ出そろってきました。なかなか会社を変えられる経営者は少ないと実感しております。相変わらずの会社が多いですね。
変われない会社に共通していることは、すぐに行動に移さないと言うことです。従業員が自発的に変わるということは稀です。多くの従業員は昨日と同じことをしていたいのです。それは当然の事、それがまともな従業員です。
社長が変わらなければ従業員も変わりませんし、会社も再建はできません。業績の良い会社を見たり、話を聴いて、ああこれは良いことだと感じることはあるかと思います。またこうすると良いよとアドバイスをもらうこともあるでしょう。
しかし、それを明日から実践してみる社長はどれだけいるでしょうか。私のモットーはすぐに行動です。良いと思ったら即行動、まずやってみてから直して行けばよいのです。自分の事をさておいて、うちの従業員はと愚痴をこぼす社長は、天に向かってつばを吐いているようなものです。
変われる、すぐに行動に起こす、ビジネスの基本ですね。

今日は第56回環境整備点検でした。今月も満点でした。何度も書きますが、環境整備は単なる掃除ではありません。整理整頓を通じて仕事のやり方を学ぶ事が目的です。
環境整備を初めて体験した人は、宗教のようだと感じる方もいらっしゃるようです。確かに社員一斉で朝からトイレを磨いたり、拭き掃除をしたりと初めて見る方には異様な風景にみえるかもしれません。
しかし一つの事を徹底することにより得られる気づきは仕事をやるうえで大切なことです。目を凝らすことによって見えてくる小さな汚れや傷、これらに気づく目を養うことは仕事の作業のミスを防ぎ、生産性を高めます。ただこの気づきを得られる習熟度は人によって早い遅いがありますし、ある程度できたからと言ってもうこれで大丈夫と思うと気が緩んでしまいます。とにかく実直に続ける事が大事だと痛感しております。
知ることで一歩前進、やることで十歩前進、続けることで百歩前進です。もっともっと精度を上げて行きたいものです。

今月号の経営情報誌を読んでいたら、ビジネスコミュニケーションの記事がありました。実は私はコミュニケーションが苦手です。セミナーなどで話すのは場数を踏んでいるので問題はないのですが、コミュニケーション特に初対面の方との会話は苦手です。
コミュニケーションが苦手な人のの主な特徴は下記の通りのようです。
1 相手の反応や言い分に耳を貸さず、自分が伝えたい事だけを一方的に話す。
2 言葉や表情に出さないのに、勝手に「相手に伝わっているはずだ」と思い込む。
3 自分が好きな人としか話さない。
4 自分が所属しているコミュニティー以外のコミュニティーを敵視する。
5 コミュニケーションがうまくいっていないと途中で話を切り上げてしまう。
6 自分に問題があるにも関わらず、コミュニケーションがうまくいかない責任を相手に押し付ける。
7 以前うまくコミュニケーションが取れなかった相手とのコミュニケーションを避けたり、あからさまに嫌な顔やリアクションをとったり、黙りこんだりする。
いくつか思い当たる節もあります。どうも上手に話そうとか完璧にこなさなければならないなどの強迫観念にとらわれてるようです。
克服する方法はただ一つ「相手を理解する」ことだそうです。自分の言いたいことを相手に伝えるだけでなく、相手が発する言葉からその意図や、言外の意味や言葉の裏にある内容を理解しなければならない。
難しく考えずに、まずは場をつくり、相手に興味を持つことから始めたいと思います。

GWも残すところあと2日。そろそろ社会復帰の準備をと思い立って、セミナーCDを聞いてみました。お好み焼きチェーンで有名な千房社長の中井政嗣氏の講演CDです。心に残った話があるのでご紹介したいと思います。
あるとき各店舗で挨拶の意識調査をしたそうです。社員の自己採点では85点もありましたが、お客様の出口調査ではしっかり挨拶が出来ていると答えたお客様は3〜4割だったそうです。
この意識差は何なのでしょうか。社員はただ声を発しているだけだったのです。いらっしゃいませ、ありがとうございました、またお越し下さい、といくら社員が発しても、お客様の目を見て相手に語りかけなければ、ただのテープの繰り返しと同じです。
この意識の差を埋めるのは顧客目線、相手の立場にたって行動をする事なのでしょう。月曜日から仕事再開、元気な挨拶で始めたいと思います。

GWで多くのお客様が下田にいらっしゃています。楽しい旅をお過ごし下さい。夏色キセキというアニメの舞台が下田らしく、アニメオタクの聖地巡礼というアニメの舞台を訪ねるのがブームのようです。
事務所近くのペリーロードにもその筋の方と思われる方々が大勢散策していました。一過性のブームで終わらないように下田の魅力をアピールしたいものです。
そんな多くのお客様がいらっしゃる中、町中で交通違反の取締りが頻繁に行われています。私は免許証の点数が残り少ないので、一時停止、横断歩道の歩行者優先は絶対遵守です。そんな中、違反切符を切りまくる警察官。いかがなものでしょうか?
楽しい旅行も不慣れな道路でちょっとした違反で切符を切られたら、その後がどんよりとした気分で楽しいGWも台無しです。特に道に不慣れな観光客は無理な運転はしません。取締りの本来の目的は重箱の隅を突く事ではなく、安全運転の啓蒙であるべきではないでしょうか。なんだか腑に落ちない一日でした。

先週、今週と立て続けに税務調査の立会でした。今回は先週が静岡税務署の広域、今週は国税局の資料調査課と比較的大きい会社の調査でした。
所轄税務署の調査ですと、法人税調査はだいたい2日間、調査日程も三者間の調整がききます。しかし広域やら局ですと任意の調査とはいえ、半強制的です。この日程でお願いしますといわれると、納税者も税理士も合わせざるを得ません。
しかも比較的規模が大きいところですと調査期間は一週間です。ですからこの二週間はどうしても日程調整ができない予定以外はずっと調査の立会でした。
この規模になると、調査官と税理士の駆け引きが多くあります。税務調査で指摘される非違事項には、故意に所得を低くする仮装隠蔽行為と、いわゆるうっかりミスの軽微なものがあります。前者は修正申告の際に重加算税という重い罰則、後者は過少申告加算税と軽い罰則が課されます。
内情的なことをお話ししますと、調査官としては過少申告をたくさん取るよりは、少しでも重課を取りたいというのが本音です。過少申告となる軽微なミスは多くは期のズレです。今期の損金になるか、来季の損金になるかです。
ですから「ここの重課を修正するので、この過少申告分は今回は指導として修正から外す」という駆け引きが行われます。ここが調査官との攻防になります。ここはプロとしての腕の見せ所です。この二週間、かなり疲れましたが、まずまずの仕事ができたのではないでしょうか。
本日よりGW休暇をいただきます。ゆっくり骨休みをさせていただければと思います。5月1日、2日は金融機関も動いていますので、急ぎの御用には対応させていただきますので、ご安心ください。

今晩は事務所の飲ミニケーションでした。職場でお茶を飲みながら話をすることもありますが、やはり職場を離れて酒を飲むことも必要かと思います。仕事の話だけではなく、世間話や趣味、悩み喜びなども聴きます。
飲ミニケーションは業務マニュアルのコミュニケーションに関する方針に明記されていて、年間6回開催されます。内2回は事務所主催、4回は職員互助会の主催です。
飲み会をやろうだけではなかなか開催されません。いつやるか、何回やるかを文字にして、責任者を決めて初めて実施できます。「うちの会社はなかなかみんなの時間が合わなくて開催できない。」という声を聞きます。
実はできないのではなく、やろうとしていないだけです。できる仕組みを作る、組織運営には大事なことです。

役員報酬は年俸制の定時定額が原則です。業績悪化の期中の減額は国税庁のQ&Aではかなり厳しい条件がありました。しかし実務では売掛金が焦げ付いたり、不渡りを喰らったりと、資金繰りが急激に悪化する事もあります。
経営者としては当然自分の役員報酬を減額して急場をしのがなければならないのですが、今までのQ&Aでは実現しない経営状況の悪化は減額の理由にありませんでした。
これは実務の現場としては手遅れであり、今後の悪化が予測される場合には役員報酬の減額はせざる得ない事は明らかです。そういった意味で今回のQ&Aは実務的に歩み寄った感があります。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/hojin/qa.pdf

お客様と話をするときに気を付けている事があります。机上の理論や表面で話をしないということです。常に現場での体験を踏まえて自分の中で消化してから伝えると言うことを大切にしています。
コンサルタントと称する方の話を聞くと実体験の無い机上の理論で話をする方がいらっしゃいます。残念ながら理論としては理解できるのですが、自分の行動を変えるまでの熱いものを感じません。確かにいろいろな現場でコンサルをしてきた経験はあるのかもしれませんが、それはあくまでお客様の会社の事です。
私がお客様と話をするときの話題は、資金繰りや組織作りの話が多いのですが、お客様の悩みと自分の実体験をオーバーラップさせて話をさせていただきます。
お客様とは常にガチンコ勝負ですが、自分の人生さらけ出して話をしなければ熱意は伝わりませんね。


